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■ガスコンロに使える鍋やフライパンに制限はありませんが、IHクッキングヒーターには使える鍋と使えない鍋が
あります。
■ガスコンロで使う一般的な鍋に比べてIH鍋は重いので大変です。
■ガスコンロは、すべてのコンロとグリルが同時に使えますが、IHクッキングヒーターは3口を同時に使用すると
1つのコンロの火力が低下します。コンロの使用電力が全体で4.8KW以下の制限があります。
■ガスコンロのセンサーは、鍋底にピッタリくっついて温度変化をすばやく検知するので、直に鍋底の温度を測って
自動的に火力調節するため、揚げ物を調理する場合、200ml程度の少ない調理油でも加熱防止にしっかり対応で
きます。IHクッキングヒーターはトッププレートをはさむため、500ml以上の調理油が必要です。 |
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■ガスコンロは炎の力で鍋全体を一気に加熱するから、揚げ物の際も設定温度まですばやく上昇します。また、鍋全
体を均一に加熱することで大きく対流がおこり、ムラが少なくおいしい煮物が作れます。ガスは鍋全体が熱くなる
から、野菜はシャキッと、炒飯はパラッと、じっくり均一に味のしみ込んだ煮物ができます。
■IHクッキンクヒーターは、ヒーターに接した鍋底しか加熱されません。 |
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■ガスコンロの調理排気(水蒸気、油煙)は燃焼する上昇気流によりレンジフードに捕集され、キッチンの床や壁へ
の飛散を抑えます。
■IHクッキングヒーターは、上昇気流が弱いため、換気扇がうまく煙や水蒸気を吸い込めません。
換気扇が汚れない分、まわりが汚れることとなります。 |
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■IHクッキングヒーターは火を使わないため安全だというイメージがありますが、火災の原因の多くは消し忘れと
いった人的要因です。IHクッキングヒーターは炎がなくても加熱調理器具ですから、火災ややけどに対する危険
性は同じです。ガスコンロには、次のような安全機能が搭載されています。 |
搭載されている安全機能 |
内 容 |
調理油過熱防止装置
(天ぷら油加熱防止装置) |
センサーが鍋底の温度を感知し、自然発火が起きるはるか手前の250℃でガスの炎を自動的に
消火して油の発火を防ぎます。 |
立消え安全装置 |
煮こぼれや風で知らない間に火が消えてしまった場合にガスを自動的にストップさせ、ガス漏
れを防止します。 |
こんろ消し忘れ消火機能
グリル消し忘れ消火機能 |
コンロやグリルを消し忘れても、一定時間以上使うとセンサーが消し忘れと判断し、自動消火
します。 |
焦げ付き消火機能 |
煮もの調理時などに、鍋やフライパンが焦付きはじめた温度を感知し、自動消火する機能です。 |
鍋なし検知機能 |
鍋やフライパンがないと点火せず、また強火を使用したままフライパンを外した場合も自動的
に弱火になり、万一の着衣引火を防ぐ機能です。 |
感震機能 |
震度約4以上の揺れを感知すると、コンロがガスを止め、自動的に消化する機能です。
※感震機能は搭載されていない商品もあります。 |
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■そのほかにもガスコンロには、油温度調節機能や早切れ防止機能、湯沸かし機能、自動炊飯機能などの便利機能を
搭載しています。※一部の機能は商品により異なります。
■ガスコンロは、吹きこぼれて炎が消えるとガスをストップさせますが、IHクッキングヒーターでは過熱し続けるの
で、目を離していると天板や鍋の中味も焦げることがあります。また、薄いフライパンを強火で急速に過熱すると、
フライパンが赤熱し底が変形することがあり、このような状況でフライパンに油を注ぐと発火する危険があるなど、
IHクッキングヒーター特有の危険性もあります。 |